暑い夏は光線過敏症に気を付けよう

既に日差しは強くなり、暑い毎日が続いています。
しかし、夏はまだ始まったばかり……これから本格的な猛暑日が続くようになるでしょう。

そこで気を付けていただきたいのが、強い日差しから注がれる紫外線です。
お肌を日焼けから守る為に、日焼け止めを塗ったり、日傘をさしたり、対策やケアを行っている方が多いと思います。

しかし、紫外線で気を付けるべきなのは、日焼けだけではありません。
ある条件下で強い紫外線を浴びると「光線過敏症」と呼ばれる症状を発症してしまう可能性があるからです。

光線過敏症ときいても、ピンとこないですよね。
今回は光線過敏症とはなにか、そしてその予防方法についてご紹介したいと思います。

光線過敏症を防ぐための予防方法

光線過敏症の原因は?


光線過敏症は紫外線を浴びることでお肌が赤くなったり、かゆみを感じたり、重度の場合では炎症、発疹したりする症状です。

一口に光線過敏症といっても、原因とその症状は様々です。
今回は夏に起こりがちな代表的な光線過敏症についてご紹介したいと思います。

「去年の夏はそんなことなかったのに、なんだかお肌がピリピリする……」
そんな症状を感じている場合、その原因は服用しているお薬や使用している日焼け止めクリーム等である可能性があります。

服用するお薬でいえば、抗生物質高血圧を抑制する治療薬利尿薬に含まれている化学物質が原因であるとされています。

なので、腎臓や心臓などを患っている方に光線過敏症が多い傾向にあり、心当たりのある方は紫外線を浴びすぎないように注意する必要があります。

もう一方のお肌に塗る日焼け止めクリームや、化粧品等のような外用薬。
これらにはオレンジやライム、レモンといった柑橘系の成分が含まれていることがあり、それらをお肌に塗った状態で紫外線を浴びると、光線過敏症が発症する可能性が高いとされています。

光線過敏症についてはおわかりいただけましたか?
次の項目ではそんな光線過敏症の予防方法についてご紹介したいと思います。

光線過敏症の予防方法


光線過敏症を防ぐためには、まず上記のような成分が含まれているものを避けることです。
しかし、治療薬はもちろん、化粧品などのような生活に欠かせないものがあるのは当然です。

そうしたものが原因となる光線過敏症を避ける為には、紫外線を浴びないように避けることが重要になります。

まずは太陽の光が一番強くなるお昼の時間帯での外出を避けましょう。
およそ10時~15時までは日光が強いので、外出する際は車や公共の交通機関を利用することをおすすめします。

その時は、お肌を極力露出させないように薄手の長袖を着たり、帽子をかぶるようにしてみましょう。

光線過敏症に心当たりがある人は、それ以外の時間も日光に注意すべきでしょう。
日陰を通ったり、日傘をさしたり、サングラスをかけたりするのも有効です。

男性の場合日傘をさすことに抵抗がある人がいるかもしれませんが、最近では日光の強さは健康状態に大きく影響することが広く認知されている為、日傘をさす男性も多くなってきています。

光線過敏症は夏に気を付けることはもちろんですが、冬でも気を付けておくべきことがあります。

なぜなら紫外線は標高が高い場所のほうが強くなるからです。
例えばスキー場登山等、気温が低いので紫外線に対する意識が薄れてしまいますが、そういった場所でも紫外線はお肌にダメージを与えています。

夏に限らず、紫外線に十分注意して光線過敏症にならないように気を付けましょう。

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