歯ぎしりを知って歯ぎしり対策を始めよう!

皆さんは「歯ぎしり」に悩まされてはいませんか?
特に、最近虫歯もないのに歯が痛いという方は、夜間の無意識のうちに歯ぎしりをしているのかもしれません。

一人暮らしをしている方だと中々気付くことができないかもしれませんが、深刻な状態になる前に一度歯医者さんに行ってみる、もしくは誰か親しい人に寝ている際に歯ぎしりをしていないか確認してみてもらってください。

歯ぎしりを放置してしまうと虫歯ぐらい辛い歯の病気にかかってしまうこともありますので、ぜひこの機会に一度お確かめください。

歯ぎしりをしていたら早めの対策を!

実は歯ぎしりには種類があった!


歯ぎしりと聞くと皆さんは歯を擦り合わせてギリギリと音を立てている様子を想像するかと思いますが、歯ぎしりという言葉を指す行為はこれだけではないんです。
実は歯ぎしりには3種類のタイプが存在するんです。
歯ぎしりの3種は「グラインディング」「クレンチング」「タッピング」と言います。

まず「グラインディング」ですが、これが皆さんのよく知る一般的に認知された歯ぎしりの種類です。ギリギリと歯を擦り合わせる歯ぎしりで、歯ぎしりをしている方の中でもやはり比率の高い歯ぎしりの種類になります。
ギリギリと音を立てるので他者が気付くことのできる歯ぎしりでもありますね。

次に「タッピング」ですが、これはタップするように歯をカチカチと噛み合わせて鳴らすタイプの歯ぎしりです。ちょっと歯ぎしりのイメージとは違うかもしれませんが、これも歯ぎしりの症状の一つなんです 。

他に比べて歯に影響は少ない歯ぎしりですが、ストレスや噛み合わせの悪さが原因で起こる歯ぎしりですので、体の不調のサインとして知っておくと役立つ時がくるかもしれません。

最後に「クレンチング」ですが、こちらは皆さん意外と気付きにくい歯ぎしりなんです。
クレンチングは歯を強く食いしばる形の歯ぎしりなので、他二つと違って音が鳴りません。ですので、中々症状に気付きにくいんです。

奥歯や犬歯などの表面が明らかにすり減った様子が見られるのなら、もしかするとクレンチングをしてしまっているかもしれません。

どの歯ぎしりも放っておくと、歯の病気になるだけなく顎や肩などに影響が出ることもあります。歯の病気としては歯周病のように歯がぐらついて、最終的に抜かなくてはならなくなるような歯の病気になるので、気を付けておきましょう。

歯ぎしりの対策は?


歯ぎしりを対策するには、やはりまずは歯ぎしりをしているのか?どんな歯ぎしりをしてしまっているのか?という点を確認する必要があります。
そして症状がわかったら次は症状を緩和させるための原因究明が大事です。

歯並びが悪いために歯ぎしりが起こっている場合は、歯医者さんに通って歯並びの矯正をしてもらうのも一つの手です。手間がかかりますし、お金もかかってしまうので、おいそれと手は出せないかもしれませんが、歯ぎしりを無くす一つの手段ではあります。

次に考えられるのがストレスです。これが歯ぎしりの原因となっている方は非常に多いです。特に神経質な方などストレスで歯ぎしりをしてしまっていることが多いです。

ストレスが溜まるとイライラして体に力が入ってしまう、無意識に体を動かしてしまう、など何かしらの形でストレスが表に出ます。歯ぎしりはそのうちの一つの形だと言われていますね。

特にクレンチングはストレスのイライラで噛むことに力が入っている状態と言えますね。
グラインディングとタッピングはストレスを抱えた時の貧乏ゆすりなどに近いですね。

応急処置としてはマウスピースをはめて噛み合わせを良くしたり、歯へのダメージを緩和させたりするという処置が有効です。

ですが、歯ぎしりを治すにはやはりこういった根本の原因を取り除くことがもっとも重要となってきますので、歯ぎしりかな?と思った方は一度歯医者さんで調べてみてもらってください。

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