熟眠障害に悩まされていませんか?睡眠が浅い方は必見です!
しっかりと睡眠を取っているはずなのに、全然眠気が取れてない、疲れが残っているなんて経験をしたことがある方は多いですよね。
これが一時的なものなら良いですが、長期的に続いているのであれば、「熟眠障害」かもしれません。眠りとは体にとって非常に重要なものです。蔑ろにしているといずれ痛いしっぺ返しを食らうことになってしまうかもしれません。
そうならないように、少しでも心当たりのある方は睡眠を改善して「熟眠障害」を治しましょう!
熟眠障害とは?眠りが浅いと感じる方は要チェックです
熟眠障害と睡眠障害
そもそも熟眠障害とは何なのか?と言いますと、4つある睡眠障害のうちの1つです。
熟眠障害との違いを知るためにもまずはこの4つについて知ってみてください。
まずは入眠障害です。これは寝たいと思っても中々寝付けない症状のことです。
一般的に健康な人はベッドに横になって30分以内には眠りにつくと言われています。
ですが、入眠障害を持っている方は寝付くまでに2時間以上かかってしまうんです。
次に中途覚醒ですが、これは眠りに就いても夜中にふと目が覚めてしまう症状です。
暑さや寒さで寝苦しくなって目を覚ましたり、物音や尿意などで時折目を覚ましたりする程度なら睡眠障害というほどではありませんが、何もないのにふと目が覚めてしまう場合は中途覚醒の症状が表れています。
3番目は早朝覚醒です。こちらは普段起きていた時間よりも早く起きてしまう症状です。
偶々目が覚めてしまった程度なら気にする必要もありませんが、これが継続的に続くようなら症状を疑う必要があるでしょう。
早朝とありますが、原則時間に関わらず、平均的な睡眠時間よりも2時間以上早く目を覚ましてしまう症状が早朝覚醒と言われています。この障害は1番症状が曖昧とも言えます。
そして最後に今回の議題である熟眠障害です。
熟眠障害とは?
熟眠障害とは冒頭でも少し触れたように、睡眠時間をしっかり取っているにも関わらず、疲れが取れない・眠気が取れないという症状です。
この熟眠障害の鍵となるのは「睡眠の質」です。睡眠時間をしっかりと取っているにも関わらず、疲れや眠気が取れない原因はここにあります。
ですので、熟眠障害を解消するのであれば、睡眠時間を増やすのではなく、質の良い睡眠を取る必要があります。
いくつか睡眠の質を高める方法をご紹介しますので、こちらを参考に熟眠障害を対策してみてください。
まずは食事に関する話です。お仕事をされている方は帰宅時間によっては晩御飯の時間も変わってしまうと思いますが、就寝時間の3時間前に食事は済ませるようにしてください。
食事後すぐに眠ろうとすると、体の消化活動は止まらないので、内臓の休息がしっかりとれなくなってしまいます。体が中途半端に活動する状態になってしまうので、睡眠も浅くなってしまう傾向にあります。
ですので、夜はできるだけ食べない方が睡眠の質を高めることができます。もし食べるにしてもうどんやおじやなど消化しやすいものを食べるようにしましょう。
次に入浴のタイミングですが、寝る少し前に入るのがベストです。
ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで交感神経を穏やかにすることができるので、そのまま気持ちがリラックスした状態で眠ってしまうことがベストです。
寝る前には温かい飲み物を飲むことも睡眠の質を高めることに繋がります。
白湯や生姜湯のような体を温めるもの、ハーブティーのようなリラックス効果が見込めるものもおすすめです。
皆さんもよく耳にするものであればホットミルクなどもおすすめです。体が温まるだけでなく、牛乳に含まれるトリプトファンが睡眠の質を良くするサポートをしてくれますよ。
熟眠障害の傾向があると思った方は早めのケアが重要です。
上記のような対策も重要ですが、ストレスなどを溜めないことも重要ですので、眠れないことを気にしすぎないようにもしてくださいね!