DHAやEPAってなに?

DHAやEPAとは


どちらもいわし・さばなどの青魚に豊富に含まれる成分です。近年、生活習慣や健康維持に役立つ健康成分として注目されています。

食生活が豊かになり、肉中心の食生活に変化してきたため、脂肪の摂取は多くなる一方で、魚介類中心に含まれる、DHAやEPAの摂取量は年々減ってきています。

また、1日の食生活におけるEPA・DHA量の調査によると、年齢によって異なるものの、全般的にEPA・DHA摂取量は必要量に足りていません。

健康のためには、どのくらい DHAやEPAが必要ですか?


DHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)は青魚に多く含まれ、必須脂肪酸と呼ばれる常温でも固まりにくいサラサラとした脂です。厚生労働省が国民の健康維持のために公表する「食事摂取基準」ではDHA・EPAを「1日1g以上」摂取することが推奨されています。

焼いたサンマなら約半尾分、小型のイワシで計算すると約2尾分です。脂肪
の多い魚(200〜300g)を週に3回程度食べることが望ましいとされています。

DHAやEPAを特に補給する 必要があるのはどんな人?

肉類やサラダオイルなどの油脂類をよく食べるようになり、その結果、栄養
のバランスがくずれ、近年ではめぐりが淀んでいる人の割合が増し、生活習慣や健康維持が心配されています。魚より肉派の人や、野菜不足が心配な方など、このような人は食生活の見直しはもちろん、積極的にDHA・EPAを摂取していきたいですね

DHAやEPAを効果的に摂取 できる方法を教えてください。

新鮮な生の魚、旬の時期の脂がのった魚を食べるのが一番効果的です。なる
べく油を落とさないように調理方法を工夫してお魚を食べましょう。アジやサンマの缶詰にもたくさんのDHAやEPAが含まれています。

手軽にサプリメントで補給するのもおすすめです。

DHA・EPA を上手にとるには?


鮮度の良いものを選ぶのはもちろん、旬の魚を食べることがおすすめです。旬の魚はおいしいだけではなく、いわゆる「脂がのって」いるため含有量も多いんですよ。

DHAやEPAは通常調理レベルの加熱では分解することはないので、煮ても焼いても差し支えありません。ただし、魚の脂肪分に多く含まれるため、調理の際はできるだけ油を逃さないようにするのがおすすめです。

また、DHA・EPAは酸化しやすいという性質をもっているため、抗酸化作用をもつビタミンE やビタミンC を含む食物と一緒に食べるのもおすすめです。

DHA・EPA が豊富な魚
●いわし ●さば ●あじなどの青魚 ●まぐろの脂身(トロ)

たくさんのサプリメント

サプリメントを利用する際の注意点は?


サプリメントは、食事よりも効率的にEPAとDHAを摂取できるうえに、
酸化しやすいDHAやEPAの劣化を防ぐ処理がされているため、効率的にDHAやEPAを補うことができます。

「DHAおよびEPAの目標摂取量は1日1g以上が望ましい」と発表しています。
毎日魚を食べる習慣がない、毎日食べるのは難しいという方は、サプリメントの活用がおすすめです。

ただし、サプリはあくまでも補助食品なので、できるだけ魚食を増やすことを意識し、利用する際は過剰に摂取は避け、目安の摂取量を守ってしっかり補うように心がけましょう。

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