今、若者のフルーツ不足が深刻！健康にも影響が……
皆さん最近フルーツは食べていますか？
リンゴやミカン、バナナなどポピュラーなフルーツですら、最近は口にしていないという若者が多いそうです。
若者だけでなく、他の世代でもあまりフルーツを口にしなくなっている昨今、フルーツ不足による健康への影響はあるのか？
今回はフルーツ不足についてお話しさせていただきます。
フルーツ不足が健康に与える影響とは？
フルーツ離れの原因とは？
若者のフルーツ離れは健康面で心配なこともおおいですが、まずはフルーツ離れの原因から探っていきましょう。
某所ではフルーツには糖分が含まれており、ダイエットの為に食べないのではないか？ と考察されたこともあったそうですが、真実はそこにないと私は考えています。一要因ではあるかもしれませんが、そこまで重要なこととは思えません。
ではなぜ、若者がフルーツを買わなくなってしまったのか、その最大の原因は「値段の高騰」にあります。単純に今の若者にはフルーツを買うほどお金の余裕が無くなってしまっているのです。
「値段の高騰」に「平均給与の低下」が重なり、毎日の食事を買っているだけで食費はカツカツ、フルーツなどの嗜好品を買う余裕はない、という層が増えているのでしょう。
更に金銭的観点でもう1つ原因があると考えます。それは娯楽の多様化です。
昨今は技術の進化により娯楽もとても発達しました。若者は食の楽しみよりも、娯楽の楽しみを優先してしまうようになってしまったのではないかというのが私の推測です。
実際に食費を削ってまで趣味にお金を注ぎこむ若者も少なくはないそうです。そんな削られる食事の中で優先度の高いものはフルーツではないでしょうか。
他の原因として、手間という点もあるそうです。フルーツは皮を向いたり切ったりしなくてはいけないものが多く、仕事帰りなどにそんなものを切る気にならないというのが若者の本音だそうです。
1人暮らしをしていると中々1つ丸ごと買うのは多すぎるという点もまた1つの要因になっているみたいです。
フルーツ離れになるとどうなるのか？
フルーツと言えばビタミンが豊富に含まれていることが有名ですよね。
レモンのビタミンCなど皆さんもピンとくるのではないでしょうか？
例えばビタミンCであれば免疫機能の維持のおかげで肌荒れ防止や風邪予防に役立ちます。
ビタミンBであれば疲労回復効果があるので、心身の疲れを癒すことができます。
他にもビタミンAやEなど、フルーツという大きな枠で見れば摂取できるビタミンはたくさんあります。ビタミンは種類が豊富ですが、どれも身体に良いものが揃っています。ですので、摂取すればするほど健康に近づく健康栄養素なのです。
その他にも実は食物繊維がフルーツにはタップリ含まれています。
食物繊維と言えば野菜のイメージがあるかもしれませんが、フルーツにもタップリ食物繊維が含まれているものがあります。
食物繊維はコレステロールによる動脈硬化を予防する力を持っています。腸の壁を刺激して排便を促してくれるので便秘や下痢の予防策にもなります。
食物繊維は水に溶けるとゲル状になり、かさ増しされるので、満腹感も得られやすいのです。
ブルーベリーやバナナなど、ポリフェノールを多く含むフルーツもたくさんあります。
ポリフェノールは活性酸素と呼ばれる身体を老化させてしまう原因である酸素を除去して、血液をサラサラにしてくれる効果があります。食物繊維と同様に動脈硬化など血管の病気を抑制することができます。
アンチエイジング効果がとても人気で老化防止のために摂取する人も多いんです。
このことから逆に考えればフルーツが不足してしまうとこのような健康効果を得ることができないということです。そうなってしまえば腸内環境が悪くなり、身体の至る所に悪症状が現れることになるでしょう。
そういった状況を避けるためにも、フルーツ不足は何とかしたいものです。
健康を損なってしまえば薬代や病院代で結局お金が掛かってしまいます。
どうせお金を使うのならフルーツを買って健康維持をした方が良いとは思いませんか？
最近ではカットフルーツなど、手軽に食べれるものもスーパーなどに売ってたりしますよね。
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