暑い日対策!スタミナ源となるニンニクを美味しく食べましょう!
少し前に新しい年になったと思ったら、もうすぐ梅雨の時期になりますね。
きっと、梅雨になったと思ったら暑い夏が訪れるのでしょう……。
そんな暑い夏に気を付けておきたいのが夏バテです。
夏バテに負けない体を今から習慣にしてみませんか?
暑い夏を乗り切るのにぴったりなスタミナをつけられる食材といえば、ニンニクですよね。
ニンニクに秘められたスタミナパワーと、今から始めるニンニク習慣についてご紹介したいと思います。
ニンニクの効果と口臭を気にせず美味しく食べる方法
ニンニクの効果
夏バテ対策にスタミナをつけるなら、やっぱりニンニクが欠かせません。
ニンニクはお料理に香ばしい香りと旨味をつけることができ、焼肉やステーキといったお肉料理にはもちろん、ペペロンチーノや、ガーリックトマトソースといったパスタにもニンニクは利用されています。
そんな美味しいニンニクは、ただ美味しいだけではなく、夏バテになりにくくする為のスタミナ源となる栄養がたっぷり含まれているのです。
ニンニクに含まれている代表的な成分、それは“ビタミンB1”と“アリシン”です。
ビタミンBといえば、疲労回復効果の高いビタミンとして知られていますよね。
人の体は疲労が蓄積されたとき、回復する為に糖質を使用します。
この糖質を体内で代謝することで、体にエネルギーが補給される効果があるのです。
しかし、糖質をたくさん摂取したからといって、その全てがうまく代謝されるというわけではありません。
体調などによって代謝される効率が変動するのです。
そんな糖質を効率的に代謝できるように促してくれる効果を持つのが、ビタミンB1なのです。
それでは、もう一方のアリシンとは、いったいどのような栄養なのでしょうか?
アリシンは、ニンニクが持つ特有香りの元となる成分です。
ニンニクを食べた後、口臭が気になるという方が多いかと思います。
その匂いの元になっているのが、アリシンなのです。
しかし、アリシンは決して匂いを生み出してしまうだけの成分ではなく、スタミナ源となる有益な効果を持った栄養素なのです!
まずアリシンの効果として挙げられる代表的なものが抗菌作用です。
体調を崩さないようにするための様々な病原菌から身を守ってくれる効果があるのです。
次に注目したい効果は、胃液の分泌促進です。
ニンニクに含まれるアリシンを食べると、胃液の分泌が促進され食べたものをよく消化できるようになります。
その為、腸で栄養を吸収する際の吸収効率が良くなり、食べたものの栄養をしっかり吸収できるようになるということです。
そして3つ目の効果は疲労回復効果です。
実はビタミンB1は体内で蓄積しにくく、調理中に減少してしまうことが多く、摂取しづらい栄養素なのです。
しかし、アリシンはそんなデリケートなビタミンB1の体内での効果時間を長くすることができるのです。
ビタミンB1とアリシン、2つの組み合わせがニンニクという1つの食べ物から摂取することができるので、まさに一石二鳥だといえますね。
ニンニクの美味しい食べ方と口臭対策
ニンニクは様々な料理に合うので、隠し味やアクセントにぴったりです。
ニンニクの香りの元となるアリシンは、ニンニクの細胞内に含まれています。
ニンニクを切ったり潰したりすることで細胞が破壊され、アリシンが外気に触れ香りが発生するのです。
その為、細かく刻んだり潰したりすればするほど香りが強くなります。
お好みの香りが出るように調節して切るのがベストです。
熱することでニンニク特有の香ばしい香りが引き立ちますが、熱しすぎたり強火で焼きすぎたりしてしまうと香りが出る前に焦げてしまうので注意が必要です。
さて、様々な料理に合うニンニクですが、
「口臭が気になるなぁ……」
という人も少なくはないはずです。
口臭が気になる方は、ニンニクを食べた後にリンゴを食べてみてください。
リンゴを一切れ、あるいはリンゴ100%のジュースがおすすめです。
また、口の中に残った匂いの元を除去する為には歯磨きやうがいも効果的です。
なので、ニンニクを食べた後リンゴを食べて歯磨きをすることがニンニクの口臭対策にぴったりだといえるでしょう。
口臭が気になるという方はぜひ試してみてくださいね。
これからの季節に、ニンニクの食習慣をぜひ取り入れてみてください!