食物繊維は白米の25倍!?栄養満点の「もち麦」を食べよう!

「もち麦」はその名の通り麦の一種。
おいしく食べられて健康にもいいと今注目されている食材です。

お米に「もち米」があるように麦にも「もち麦」があり、日本では古くから一部の地域で団子やおはぎの材料として食べられてきました。

最近ではコレステロール値を下げるとしてアメリカをはじめとした欧米諸国でも注目されているんです。

世界が注目するもち麦の魅力と、美味しい食べ方をご紹介します!

話題の「もち麦」で美味しく健康に!

「もち麦」はなぜ健康にいいのか


もち麦の最大の特徴はその食物繊維の多さにあります。

その量、なんと白米の25倍!

100gあたり約10~13gもの食物繊維が含まれているんです。

食物繊維が豊富ということは、便秘解消効果が期待できるということ。
便秘などで腸内環境が乱れると、様々な大腸の病気になるリスクが高まると言われています。便秘を解消し、腸内をキレイにすることで大腸の免疫力アップに繋がります。

さらに、もち麦の大きな魅力は、その中にβ(ベータ)グルカンという特殊な成分が豊富に含まれていることです。βグルカンは水に溶けやすい特性を持つ水溶性食物繊維で、腸内の善玉菌のエサになって腸内環境を整えるという機能や、糖質の吸収を抑え、食後の血糖値上昇を抑える機能が報告されています。
また腸の免疫力をUPさせてくれ、大腸がんや十二指腸潰瘍、食中毒の予防に効果的です。

もち麦は食物繊維以外にも栄養素が豊富に含まれています。
白米と比較すると、三大栄養素の一つであるたんぱく質は約1.6倍、代謝や成長に重要な働きをするビタミンB1は約4倍亜鉛は約2.8倍マグネシウムは約9倍と、様々な栄養素が豊富に含まれているんです。

「もち麦」はまさに、現代人の健康増進に大きなメリットになる”スーパー食材”なんですね。

もち麦の摂取量と美味しい食べ方


では一日にどのくらいのもち麦をどのように摂取すれば、健康効果が見込めるのでしょうか?

もち麦の摂取量は1日約40gが理想です。
食生活にもち麦を取り入れるには、白米に混ぜて炊く「もち麦ごはん」がおすすめ。

白米だけを炊いたご飯の場合、ビタミンや食物繊維は不足しがち。
もち麦は白米で不足しがちな栄養素を補えるため、一緒に混ぜて炊くと効果的です。

理想の割合は白米2に対してもち麦1の3割炊き。一日2食、茶碗一杯ずつのもち麦ごはんを食べれば、不足がちな食物繊維をかなり摂取できますよ。

ダイエット中の方は、白米ともち麦を1対1の割合で混ぜる5割炊きもおすすめです。食物繊維の多く含まれるもち麦を多めに入れることで、噛む回数が増えて満腹感を得られやすくなります。

ただし、もち麦をいきなり沢山食べてしまうと、お腹が緩くなりすぎてしまうことがあります。もち麦ごはんを炊くときは、1割炊きから始め、体調をみながら少しずつもち麦の量を増やすようにすると良いでしょう。

もち麦ごはんを炊くときの水加減ですが、白米に必要なお水+混ぜるもち麦の倍のお水を入れるのが一般的です。購入したもち麦の説明などを良く確認してくださいね。

もち麦を日々の食卓に取り入れて、いきいきとした人生を過ごしたいですね!

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