運動の後はアイシングで体を冷却!

皆さん、筋トレはしますか?
スポーツをしている人は、日常的に筋トレをしている人が多いかと思います。
他にも運動不足解消の為に久しぶりに筋トレをしているという方もいるのではないでしょうか?

激しい運動をしたときや、普段使わない部分の筋肉を使ったとき、熱く火照った体に施してほしいのがアイシングです!

アイシングは筋肉痛になりにくくし、運動・筋トレによって傷ついた筋肉の回復を早める効果があるのです。

今回はそんなアイシングのやり方や、効果の詳細についてご紹介したいと思います。
既に筋トレを始めている人も、これから運動を始めようと思っている方も、ぜひご一読ください!

アイシングを施して筋肉痛になりにくく!

アイシングはケガの初期治療にも

アイシングは運動や筋トレだけでなく、運動中ケガをしたときにも施される適切な処置です。
アイシングを行うことでケガの二次的な悪化を防ぎ、早期回復に繋げることができる為、特に捻挫などに非常に有効的な処置だとされています。

「筋トレでケガをすることないよ?」

と思うかもしれませんが、筋トレなどで筋肉を使ったとき、その筋肉は傷ついている状態であるという話を聞いたことはありますか?
運動後、傷ついた筋肉をそのままに放置した結果が、筋肉痛となるのです。

アイシングは筋肉痛になりにくくし、筋肉の回復を促進することができます。
やり方はとっても簡単です。

摂氏0度に近い氷などを冷やしたい部分に10分~15分あて続けるだけ。

初めはひんやりとした冷たさを感じますが時間が経つにつれ、だんだんと感覚がなくなっていきます。
感覚がなくなったらアイシングを終了してください。

氷の他にも保冷剤を入れた袋や冷湿布、コールドスプレーなどがアイシングに使用することができます。

それらが用意できない場合は、流水にさらすことでも多少のアイシング効果を得られるのでぜひ活用しましょう。

アイシングをするときは以下のことに注意してください!

摂氏0度に近い温度で

摂氏0度よりも低い温度でアイシングを行うと凍傷になってしまう可能性があります。

時間を守ってしましょう

先述のようにアイシングの時間は10分~15分です。
それ以上冷やし続けてしまうことも、凍傷の原因になってしまうので注意してください。

筋肉の深部を冷却する

アイシングはコールドスプレーでも施すことができますが、筋肉の深部まで冷却するには一定時間噴射しておく必要があり、冷却剤を多く消費する為、比較的非効率的だといえます。

アイシングを行う際は氷が理想的です。

筋トレを終わったあとはすぐにアイシング!
傷ついた筋肉を回復させましょう!

なぜ「冷やす」行為が効果的?


傷ついた筋肉は細胞への酸素や栄養供給の効率が悪く、そのうえ血流が早い為、酸素や栄養が無駄に流れてしまうのです。

荒れた畑で植物を育てようとしても、上手く育ってくれませんよね?
傷ついた筋肉痛を放置しておくことは、荒れた畑で植物を無理に育てようとしているのと似ているといえます。

アイシングをすることで、あえて血流の速さを抑えることができます。
そうすると、体は傷ついた筋肉に残った細胞の環境で回復しようとするのです。

つまり、アイシングは荒れた畑の環境を整えるものだといえるでしょう。

アイシングを終了すると抑えられていた血液が流れだし、環境が整った筋肉に酸素・栄養が急激に流れ込む為、その回復効率はずっと高まるというわけなのです!

この方法はスポーツの場でよく用いられています。
例えば一流のアスリートたちは日々激しいトレーニングをしており、常に全身の筋肉を傷つけている状態です。
彼らはトレーニング後、効率的に体を冷やす為、冷水のプールでアイシングを行うといわれています。

筆者も体験?アイシングのすごいところ

また、筆者も以前慣れない山登りをした際にアイシングの効果を実感したことがあります。
運動不足だった私が山から下り、冷たい川で遊んだのです。

すると次の日、あれだけハードな山登りだったので筋肉痛になるのは当然と思っていたのですが、不思議と体は軽いままだったのです。

前日に遊んだ川が気に入った為、その日も遊びに行きました。
昨日なにも気にせず遊んでいた川に入ると、驚くことに冷たすぎて泳ぐことすらできませんでした。

そう、山登りをした私の体はそんな冷たい川をものともしないほど筋肉に熱が帯びていたのです。

という、筆者のアイシング体験談でした。

みなさんも激しい運動をしたときはアイシングをして、筋肉のケアをするよう意識してみましょう。
筋肉痛を心配せず運動やスポーツを楽しむ秘訣です!

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