辛味と発酵で体を健康にする凄腕食品「キムチ」の秘密

皆さんは辛い食べ物はお好きですか?
辛い食べ物は好きな方と嫌いな方が綺麗に分かれるような食べ物だと思いますが、人気のある食べ物の種類ではありますよね。

そんな辛い食べ物ですが、ただ辛いだけでなくしっかりと体にも良いことを皆さんご存知でしたか?辛い物を食べると身体がポカポカしてくるなんて話はよく聞くと思います。

今回はそんな辛い食べ物の中でも特に健康志向な食べ物「キムチ」をご紹介させていただきます。

キムチに含まれるカプサイシンと乳酸菌が体に効く!

キムチとは?


キムチといえば白菜や大根などを唐辛子などで漬けた辛い漬物のような食べ物です。
キムチをおかずにご飯が食べられるという人もいるぐらいですから、好きな方も多いですよね。

キムチは野菜がメインで低カロリー、カプサイシンの脂肪燃焼効果も期待できますので、ダイエット向きの食材、と思われがちですが、ダイエットに最適か?と聞かれるとちょっと首を傾げてしまいます。

なぜならキムチは塩分が多いからです。塩分を過剰摂取したからといって太るわけではないですが、塩辛いものを食べるとどうしても食欲が増進してしまいます。そうなると結局ご飯をいっぱい食べてしまってあまりダイエットになりません。

かといって、キムチだけ食べ過ぎてもそれこそ塩分過多になってしまうので、体によくありません。低カロリーなので満腹にもなりにくいですからね。だからといって全く効果がないわけではもちろんありません。

キムチの秘められた効果とは?


キムチに含まれる栄養素で注目したいのは「カプサイシン」「乳酸菌」です。
まずカプサイシンですが、カプサイシンの辛味成分はその刺激によってアドレナリンの分泌を促してくれます。アドレナリンが分泌されると体内の動きが活性化されエネルギーの代謝が促進されるので、余分なエネルギーを消費しやすくなります。

さらにカプサイシンはリパーゼという酵素を活性化させる力もあり、このリパーゼが働くことで、脂肪の燃焼が促進されるという効果もあります。この相乗効果でキムチは脂肪を燃やしやすくなるので、キムチを食べた後はぜひとも運動をしたいところです。

ただし、食べれば食べるほど脂肪が燃焼されるんだ!と食べ過ぎると、何度も言いますが別の病気になってしまう可能性があるので、ほどほどにしておきましょう。

次に乳酸菌ですが、こちらはヨーグルトなどでよく耳にするように腸内環境を整える力があります。特にキムチの乳酸菌は植物性乳酸菌と呼ばれ胃酸に強く、腸内にまで乳酸菌が届きやすいという特徴があります。

そのおかげでビフィズス菌も増えやすく腸内をクリーンにしてくれやすいので、便通にお悩みの方にとってもおすすめです。加えてキムチに使われる多くの野菜に含まれている食物繊維も腸内環境を整えるのに一役買ってくれますので、おすすめですよ!
乳製品などでお腹を壊しやすい方もキムチなら食べやすいと思いますので、ぜひ試してみてください。

このように辛い物のカプサイシンと発酵食品の乳酸菌という2種を摂取できるのがキムチの最大のメリットといえます。これさえ食べておけば1種の食事だけで2つとも摂取できるので、とっても楽ちんです。

少量ご飯の付け合わせとして食べやすいですし、ぜひ買い置きして毎日の食事にキムチを取り入れてみてはいかがでしょうか?

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