コタツに入り過ぎると関節痛になる!?
冬になると暖をとるのに欠かせないのがコタツですよね!暖房よりもコタツでの温かさは格別に良いですよね。でも、コタツの居心地が良すぎて、長時間コタツに入ってはいませんか?冬の関節痛はコタツが原因かもしれません。
冬に多くなる関節痛の原因の1つはコタツだった!?
冬の関節痛の原因
冬の関節痛の根本的な原因は気温の低下によるものです。
気温が下がると血の流れが悪くなり、体の免疫力が落ちます。
また、寒さで外に出たくなくなり、運動する機会が減る事で運動不足になります。
「コタツで暖まっているから大丈夫じゃないの?」
そう思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はコタツを正しく使用しないと、体の免疫力を下げたり、運動不足になったりする原因になってしまうのです。
せっかく寒さを凌ぐためにコタツを使っているのに、温かいコタツで冬の関節痛に悩まされるのは困りますよね。
では、コタツに入っているとどうして関節痛の原因になるのでしょうか?
コタツには関節痛を引き起こす2つの原因があるのです。
コタツを正しく使って関節痛を防ぎましょう!
それでは関節痛を引き起こしてしまう、コタツの使い方と、そうしない為の工夫をこれから紹介したいと思います。
1つは体の温度差を生んでしまうことで、体温調節が難しくなり、体の免疫力が下がってしまうことです。
関節痛はもちろん、めまいがしたり吐き気を催したり、風邪をひく原因にもなってしまいます。
コタツは足を温める事は出来ますが、上半身を温める事はできません。
体をすっぽりコタツの中に入る事はできますが、コタツには発熱している部分があるので、それに近い足の部分と胴体から上の部分とではどうしても温度差が生まれてしまいます。
対策としては体をできるだけ一定の温度で包む事が挙げられますね。
皆さんはコタツを使う時はどのような服装でしょうか?
コタツに入るから大丈夫と、少し薄着でコタツを使っていませんか?
コタツに入っている脚と上半身とでは大きな温度差が生まれてしまいます。
このような場合は、上半身を温める為に温かいセーターやブランケット等を羽織るようにしましょう。
最近販売されている服のように着る事ができる毛布なんかは、体温を一定に保ちやすくなるアイテムですね。
他にもコタツの温度を上げ過ぎてしまうことも温度差を生んでしまう原因になります。
のぼせてしまうと頭痛の原因にもなってしまいます。
コタツの温度はのぼせるほど高くせず、ほんのり暖まることができるくらいに調節しましょう。
そして、コタツが引き起こす、もう1つの関節痛の原因はコタツから出られなくなることです。
コタツは暖かくてとっても気持ちがいいですよね。
外は寒いですし、できればこのままコタツから出たくない……。
トイレに行きたいけど、我慢してでもコタツから出たくない……。
と、思っていると関節痛になってしまいます!
みなさんコタツにはどのような態勢で入っていますか?
足を伸ばしたり、曲げたり、あぐらや正座をしながら座る方、寝転ぶ方がいらっしゃるかと思います。
コタツに入っている間は時々、座り方を変えたり、ちょっと横になったりしましょう。
長時間同じ態勢を取り続けるのは関節へ負担を与えてしまうのです。
しかし、態勢を変えるだけではやはりすべての関節を動かすことはできません。
コタツに入っているという狭い限られた空間では同じ部分の関節に負担を与えがちです。
時々おやつを取りに行ったり、外の景色を眺めたりする為にコタツから出ましょう。
コタツから出たらグッと伸びをして、ストレッチや体操をすると体のだるさを防ぐことができます。
寒い冬に入るコタツは暖かくて気持ちが良く、出たくなくなりますよね。
ですが、その気持ちこそが冬の関節痛の原因になってしまうので気を付けたいですね。
コタツを正しく使って、気持ち良くコタツで暖を取るようにしましょう。
また、コタツでのんびり過ごすのも気持ちが良いですが、冬の寒さに負けず、運動不足にならないように適度に運動するようにしましょう。