もずくでダイエット!食物繊維たっぷりで腸内環境リフレッシュ!
ねばねばと酸っぱい味が特徴の「もずく」
好きな人はとっても好きですし、苦手な方はけっこう苦手な食べ物ですよね。
子どもの頃は食べられなかったけど、大人になってみるとおいしく感じるようになったなんて方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなもずくですが、やっぱり体にいい効果がたっぷり含まれてるんです。
特にダイエットをお考えの方にはぜひ食べてもらいたい成分がたくさん!
今回はそんなもずくの栄養とおいしくもずくを食べる方法をご紹介しちゃいます!
もずくでおいしく健康ダイエット!
もずくの秘めたる力とは?
もずくはなんといっても「食物繊維」がたっぷり含まれています。
今の日本人は野菜や果物をあまり食べない傾向にありますから、食物繊維不足の方が多いようです。ですので、もずくからたっぷり食物繊維を摂取したいですね。
このもずくに含まれている食物繊維は食物繊維の中でも「フコイダン」と呼ばれる食物繊維です。もずくの”ぬめり”の正体はこの食物繊維フコイダンだったんですよ。
ですから、もずくのねばねば感が苦手だからといって洗い流したりはしないでくださいね!そんなことをしてしまったら栄養成分激減です。
このフコイダンは水溶性にあたる食物繊維で、糖分を吸収しながら腸の中を進むので、糖の急激な吸収を抑えてくれます。これはダイエットだけではなく糖尿病の対策にもなるものなんですよ。
もちろん食物繊維ですから、腸内の悪玉コレステロールなどの排出を促して、便秘や大腸ガンなどの対策もしてくれます。
もずくは海藻の仲間ですから、カルシウムや鉄分といったミネラルも豊富に含んでいます。
ミネラル成分は骨や筋肉など体にとって必要不可欠なものです。もずくはダイエットだけでなく健康のためにもなるので、痩せている方でも積極的に食べていただきたい食材です。
ちなみにもずくは「食前」に食べておくと効果的ですので、ごはんを食べる際にまずもずくから食べるようにしてみてください。
もずくを先に食べることで、後に食べた物のコレステロールなどを包み込んで吸収しづらくし、体外に運んでくれるんです。
もずくをおいしく食べる方法
シンプルにもずくをいただくのであれば、「めんつゆ」をかけて「わさび」を溶くと、とってもおいしくいただけます。もずくの酸っぱさがめんつゆとわさびで緩和されるので、酸っぱくて食べづらいという方も食べてもらいやすい簡単レシピです。
もっと簡単な食べ方だと、味噌汁に投入するという方法もあります。お味噌の濃い味でもずくが苦手な方でも食べやすいのでおすすめです。
もずくを苦手な方でも食べやすい調理方法としておすすめしたいのが「天ぷら」です。
もずくなんて細くて水っぽいものを天ぷらに!?と思うかもしれませんが、実は沖縄ではポピュラーな食事なんですよ。
ただ、作るのにちょっとコツがいるんです。普通の天ぷらの感覚で作るとなんだかべちゃべちゃした天ぷらができてしまいます。コツとしては自分が思ってる1.5倍ぐらい小麦粉をまぶしておくことです。
もずくが含んでいる水分をしっかりと吸収しきってくれるのでべちゃべちゃとした食感になりにくいです。にんじんや玉ねぎなどの野菜などと一緒に天ぷらにすると作りやすいのでまずはこちらから試してみてください。
天ぷらなのであまり食べすぎるとそれはそれでダイエットになりませんが、もずくになれるにはちょうどいい料理ですので、ぜひもずくが苦手な人も、ここからもずくダイエットを始めてみてください。