痛みは日常生活に欠かせない身体からのサインです

みなさんこんにちは!
腕を壁にぶつけた時、熱いものを持った時、体の具合が悪い時、自分の体には痛みが走りますよね。
これは体から発せられているなんらかのサインなのです。

体には多くの機能が備わっていますが、この痛みも実は大切な体の機能の1つです。
今回はそんな痛みの役割についてご紹介していきたいと思います。

痛みがないと日常生活が大変なことになる!?

痛みの役割


例えば、あなたが知らない間に虫歯になっていたとします。
虫歯は神経まで到達すると顎の骨格に影響したり、血液中に混入し脳に到達したりしてしまう危険性があります。

もし、人間の体に痛みを感じるという機能がなければ、あなたは虫歯が進行していることに気づかず、体に大きな被害を被っていた可能性があります。

そう、痛みというのは、身体に異常が発生し、それを解消し、同じ異常が発生しないようにする為の危険信号、サインなのです。

熱いものを持った時、ドアに指を挟んでしまった時、身体がなんらかの刺激を受けると、身体に異変が起きたという情報が神経を伝わって脳に届きます。

その異変の情報を脳が認識することで、サインとして痛みを感じるのです。

サインが発生した時、脳には痛みと共に、痛みとなった原因が記憶として残ります。
脳が記憶しておくことで、同じ痛みを感じないようにする為に、痛みの原因から避けるようになるのです。

このように、痛みはケガや病気をいち早く察知し、私たちの身体を守る為にサインを出す、生物が生きていく中では決して不要な機能ではない、大切な役割なのです。

痛みは大切な機能ではありますが、痛みが激しい場合や長引いた場合、痛みそのものがストレスとなってしまい、身体に悪影響を与えてしまう可能性があるのです。

そのサインは、いったい何が原因なのかを認識しておくことが大切です。
その原因が特定できない場合は、すぐに病院で診察してもらいましょう。

様々なサイン


痛みといってもその種類は様々で、一概に説明できるものではありません。
そこで、この項目では3つに分けられるサインの種類についてご紹介したいと思います。

◆神経が原因のサイン(神経障害性疼痛)◆
病気やケガ、骨による圧迫等、原因は様々ですが、何らかの原因が神経を圧迫し、それによって引き起こされる痛みです。
外傷が見えないのに、身体が痛むという場合は、この神経による痛みが原因となっている可能性があります。

診察してもらい、サインの原因を特定できるようにしましょう。

◆心理的な原因となるサイン(心因性疼痛)◆
極度の不安や、日々の生活の中で積もるストレス等、心理的な不健康状態が原因となって発生する痛みです。
目に見えないものが原因となるので、何かをきっかけに痛みが発生したり、逆に痛みが治まったりします。

健康的な生活は内面においても重要です。
心当たりがある場合は、一度診察を受けるとよいでしょう。

◆ケガによる刺激のサイン(侵害受容性疼痛)◆
ケガが発生した時、その部分に発生する炎症が痛みを感じる原因となります。
多くの人々が親しみのある痛みだといえるでしょう。
多くの場合、ケガを治療することで痛みも次第に解消されることが一般的です。

以上が痛みの3つの原因です。
激しい痛みや、痛みが長引いている場合は、これら3つのうち、複数のサインが出ている可能性があります。

例えば、あなたがケガをしたショックで、心理的なサインを感じるといった場合です。
このようにいくつかの要因が重なってサインが発生した場合、1つの原因を取り除いても痛みが解消されない場合があります。

上記でもご説明しましたが、原因が特定できない痛みは、病院に行って診察してもらうようにしましょう!

大切な痛みというサイン。
自分の身体を知る為にも、痛みとの付き合い方を考えてみましょう。

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