そもそもセルライトって何？

・女性の8割がセルライト保持者！肥大化した脂肪組織

・セルライトってどうして出来るの？

　脂肪細胞は脂肪をエネルギーとして蓄えるため、食べ過ぎや飲み過ぎ、運動不足などの原因で余分なエネルギーが蓄積されだすと、中性脂肪の塊として肥大化してきます。
　この状態を表したのが＜図1-＞。
つまり、太ってくるということは、脂肪細胞のひとつひとつが肥大化している状態なのですが、＜拡大図1＞のように細胞が肥大化してくると、そのまわりの毛細リンパ管や血管系がつぶされて、ひしゃげてしまいます。リンパ管というのは非常に薄い膜の管ですから、ちょっと押しつぶされただけでも影響は大。
　
　また、リンパ管は基本的に水や大きな老廃物を回収していくので、脂肪細胞が肥大化するとまず最初にリンパの流れが悪くなり、余分な水や大きなゴミがよどみだし、回収できない事態に陥ってしまうというわけです。

・セルライトは代謝が悪化した部分の集まり

　動きの悪い脂肪細胞には、周囲にかさぶたのようなものができて繊維化してしまいます。

＜図2＞のように閉じられた空間に繊維組織が密集してくると、その上の皮膚が押し上げられてきて、皮膚の表面はみにくいでこぼこが。これがセルライトです。
セルライトは局所的な代謝の悪化そのものであり、代謝が悪化した部分の集まりは、全身の代謝を悪化させる原因にも繋がっています。