痛いしもやけを改善する方法とは?
毎年冬になるとしもやけ(=霜焼け)ができ、痛い思いをしている方はたくさんおられると思います。
そんなしもやけは、症状が酷い場合、炎症を起こして壊死することもあります。
そこで、放置していると危険なこともあるしもやけの改善方法をまとめました!
しもやけになる理由
そもそもしもやけとは、手や足の血の流れが悪くなることで起こるものです。
そのため手足が冷えてしまい、冬の寒さと合わさり冷たさに悩まされてしまいます。
条件が揃うと誰しもがしもやけになる可能性があるものの、なりにくい人となりやすい人がいるのです。
しもやけになりやすい人となりにくい人の差は遺伝による体質で、両親がしもやけに悩んでいる場合は、自分もなりやすい可能性があるので気をつけましょう。
遺伝による体質は変えようがありませんが、しもやけの症状を改善する方法はいくつかありますので、ご紹介する改善方法を参考にしてみて下さい。
しもやけを改善する方法
しもやけを改善する方法は主に3つに分けられ、食事や服装、薬を塗ることで改善を図ることができます。
防寒対策をしっかり
外出する時だけではなく、室内でもしっかりと防寒対策をすることが大切です。
どこを防寒すればいいのかというと手足で、自宅でも靴下を履いて足先を冷やさないようになどの対策を行います。
外出時には、手袋や帽子などを着用し、寒さ対策をして下さい。
室内で靴下を履く際に注意してほしい点は、汗で靴下が湿った場合新しい物に取り替えることです。
汗で濡れたままの靴下が原因で、余計に足が冷えてしまう可能性があるので気をつけましょう。
ビタミンEと乳製品をとる
しもやけの改善は実は食事でも可能で、卵や肉、乳製品を食べない方はしもやけになりやすいです。
例えば、乳製品だと牛乳やチーズ、ヨーグルトが挙げられます。
乳製品を摂取するなら、寒い冬ということで牛乳をたっぷり使用したシチュー、ホワイトソースとチーズを使ったグラタンなどがおすすめです。
ビタミンEを効率的にとれるおすすめの食べ物はアボカドで、サラダなどにしてアボガドを摂取する方法があります。
他にもタラモサラダなどがあり、ビタミンEが含まれているたらこを効率よく食べられるのでおすすめです。
軟膏を塗り改善を目指す
お風呂で体の芯まで温めた後には、軟膏を塗りしもやけ改善を目指します。
血液の流れを良くする効果があるヒルドイドソフト軟膏やユベラ軟膏がおすすめで、塗り終わった後は軽くマッサージをしましょう。
マッサージについては難しいものではなく、簡単なもので構いません。
冷水と温水を使った改善方法
また、軟膏以外にもおすすめの方法があり、これから紹介する予防法は昔から行われているものです。
1.洗面器を2つ用意してそれぞれ冷水と温水を入れる
2.10〜20秒ずつ交互に手または足をつける。これを5,6回行う
なぜ冷水と温水交互に手や足をつけることがしもやけ予防、改善に繋がるのでしょうか?
それは、交互につけることで、自律神経の調節力が鍛えられるため改善に繋がるのです。
最初は辛いと思いますが、続けることが大切なのでなるべく長期間取り組んで下さい。
しっかりと取り組むことが大切
毎年冬にしもやけで悩まされている人は、まずは食事を見直して改善を図りましょう。
なるべくビタミンEを多くとり、乳製品もしっかりと摂取し、体の内側から変えていきます。
自宅での防寒対策も忘れてはならず、特に靴下は冬の季節は絶対に着用して下さい。
自律神経の調節力を鍛えるために昔から伝わっている方法を試してもいいですね。