骨粗鬆症は適度な運動や食事の見直しで予防できる!


骨粗鬆症という病気をご存知ですか?
骨の密度が低下することで強度が弱くなり、些細なことで骨折するリスクが生じる恐ろしい病気、それが骨粗鬆症です。
骨粗鬆症になると常に骨折の恐怖に怯える生活になり、最悪の場合寝たきり生活になってしまいます。
そうならない為にも、日々の生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか?

将来の健康のために骨粗鬆症予防に努めましょう!

骨粗鬆症とは?


骨粗鬆症は高齢者に多く見られる病気の一つです。
人間の体は常に新陳代謝により古い組織が排除され、新しい組織を生成するサイクルが起こっていますが、骨にも同様のサイクルがあり日々古い骨が吸収され新しい骨を形成しています。したがって、加齢によって代謝能力が落ちると形成される新しい骨の量が減少し、バランスが崩れることで骨が脆くなるのです。

この骨密度ですが殆どの場合20歳をピークに達し、そこからはしばらくは安定します。そして50歳を超えた辺りから少しずつ減少し、骨粗鬆症の症状を訴える人が増加する傾向にあります。
しかし、生活習慣の乱れによって若いうちから骨粗鬆症になるケースもあり、反対に還暦を過ぎても高い骨密度のまま健康的な暮らしをしている高齢者の方もいます。
その為、骨粗鬆症の予防には日頃の生活習慣の見直しが重要だといわれています。

骨粗鬆症の症状について


骨粗鬆症は骨が脆く弱くなる病気なので身体に様々な変調をもたらします。身長が縮んだり、腰が曲がったり痛んだりするのも骨粗鬆症の症状の一つといわれているのです。もちろんこれらの症状が必ずしも骨粗鬆症によるものとは断言できませんが、可能性として疑う必要があります。何故なら骨粗鬆症は放置しておくと一生寝たきりになりかねない非常に恐ろしい病気なので、早期発見し医師の診断と治療を受けることが重要だからです。

その上、重度の骨粗鬆症の患者は咳やくしゃみでも骨折することもあるので、骨折の恐怖に怯え続ける生活を余儀なくされてしまいます。誰もが老後の健康的な暮らしを望むでしょう。その為には、若いうちから骨粗鬆症の予防に努めることが大切です。

骨粗鬆症につながる生活習慣について

骨粗鬆症は、不規則な生活習慣によって基礎代謝が低下することも引き金になるといわれており、普段から寝不足であったり栄養バランスの悪い食事を摂っていたりすると、将来的に骨粗鬆症になる恐れがあります。

体力のある若いうちは、そのような生活でも目立った健康被害もなく暮らしていけるかもしれませんが、歳をとると身体が悲鳴をあげてしまいます。その代表的な症状が骨粗鬆症なのです。

また喫煙や飲酒、カフェインの過剰摂取も骨粗鬆症の原因といわれています。特に喫煙は新陳代謝を著しく乱れさせるため、将来のことを考えると一日でも早く禁煙するべきです。

運動不足も骨密度の低下の大きな一因です。骨はある程度負荷をかければかけるほど代謝が活発になり、新しい骨の形成が促進されて丈夫になるという性質を持ちます。反対に骨に負担をかけない生活を送るとどんどん骨は弱っていくのです。

骨粗鬆症の改善方法について

骨粗鬆症を防ぐには生活習慣の見直しが重要ですが、気をつけるべき点は食生活と運動です。
まずは食生活ですが、ビタミンD、ビタミンK、カルシウムといった栄養素を積極的に摂取しましょう。特にビタミンDはカルシウムの吸収を促進させる効果があるので特に重要です。

ビタミンDは主にウナギや秋刀魚、シイタケ等に豊富に含まれています。そしてビタミンKはブロッコリーやほうれん草、納豆が多く含んでいます。そして肝心のカルシウムですが、乳製品や小魚、大豆を摂るのがいいとされています。
これらをバランスよく食べることで丈夫な骨を維持することができます。

そして適度な運動です。運動といっても軽いウォーキング程度で十分です。むしろ過度な運動は疲労骨折をまねく危険性もあるので、自分の体力に合わせた無理のない運動を心がけてください。
そしてなるべく日中に外で運動するよう心がけましょう。その理由は、太陽の光を浴びることで体内にビタミンDが生成されるからです。運動する元気がない時は日向ぼっこをするのがいいでしょう。

以上が骨粗鬆症の原因と対策の案内になります。老後を健康的に暮らす為にも、今日から少しずつ改善していきましょう!

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