これって蓄膿症?鼻水がなかなか治らないのは蓄膿症かも?


やけに鼻詰まりがする。

風邪や花粉症かと思い放置していたけれど臭いがする。

このような症状に心当たりはありませんか?
もしかしたら蓄膿(ちくのう)症になっているかもしれません。

蓄膿症にはいくつか症状があるのでそれを把握し、
適切な処置をして鼻を元の状態に戻しましょう。

蓄膿症の原因


蓄膿症の原因はウイルスやアレルギーによる鼻腔の炎症で、
炎症により鼻水のような膿が副鼻腔に溜まります。

蓄膿症には急性と慢性の2種類があります。

急性の場合は、抗生物質などを飲んで炎症を抑える治療を行います。

慢性的に蓄膿症になる人は手術が必要になることもあります。

蓄膿症だと分かる7つの症状


ただ鼻水が出るだけでは風邪や花粉症の見分けがつきません。

鼻水にプラスαの症状がある時は蓄膿症の疑いがあり、
蓄膿症特有の症状もあります。

鼻水をかんでも鼻水が出てくる

いくら鼻詰まりが酷くても、何回か鼻水をかめばマシに多少はマシになります。

蓄膿症だといくら鼻水をかんでも一向に鼻詰まりが良くならず
鼻がむずむずしています。

鼻水の色が黄色や緑色

蓄膿症の症状でよく聞くものが鼻水の色の変化です。
鼻水の色が黄色や緑色の場合は注意が必要です。

鼻詰まりにより味と匂いを感じない

四六時中鼻水が溜まっている状態であるため、
食べ物を食べても味や匂いを感じられません。

蓄膿症には食事を楽しめなくなるという苦痛もあるのです。

咳による不眠

蓄膿症という病気はひたすら鼻水が溜まる病気であるため
夜だろうと関係ありません。

溜まりに溜まった鼻水が喉に落ち咳き込み寝られない、
という日々が続くのです。

これにより不眠に陥り体調を崩すケースがあります。

疲れと頭痛

蓄膿症は1日中鼻詰まりでむずむずすることになるので、
精神的に疲れてしまい気だるい疲労感が現れます。

また、頭痛で苦しめられる人もいるのです。

口内と鼻水が臭くなる

鼻水の色と同様に蓄膿症だとよく分かる症状が臭いで、
鼻水と口内が異様に臭くなります。

口臭の原因は、鼻詰まりによって鼻呼吸が出来なくなり
口呼吸を行い口が乾くからです。

また、蓄膿症により臭くなった鼻水が喉に落ちて
口臭が酷くなる場合もあります。

目の周辺と歯が痛い

蓄膿症とは副鼻腔の炎症が原因です。

つまり炎症による痛みを感じる場合があり、
副鼻腔がある目の周辺が痛くなります。

ケースによっては歯に痛みを感じることもあります。

蓄膿症の治し方


急性の蓄膿症の場合は飲み薬で治す方法があり、
1週間ほど抗生物質や炎症を軽くする薬を飲むだけです。

溜まった膿を吸引するために機械で吸い出すこともあるでしょう。

慢性的な蓄膿症に困っている人は、更に長い治療期間が必要で
2~3ヵ月は掛かる場合があります。

抗生物質の薬を飲み続けたり、副鼻腔に膿が溜まらないようにするために
手術が必要になるケースもあります。

まとめ


蓄膿症は一見花粉症や鼻詰まりが酷い風邪と間違えやすいですが、
鼻水の色や臭い、口臭にはっきりと症状が出ます。

すぐ治るだろうと放置していると炎症が激しくなり
痛くなる可能性があるので注意して下さい。

蓄膿症かもしれないと思ったら必ず病院で診察を受け、
適切な治療でしっかり治しましょう。

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