「シンデレラ体重」のリスクを知って、健康的に理想の体型を目指そう!

こちらを見る美しい女性「シンデレラ体重」という言葉を聞いたことがありますか?

体重の区分の仕方には厚生労働省が定めたやせ・普通・肥満などがあるほか、さらに細分化してシンデレラ・美容・標準などに分ける方法があります。

このうちシンデレラ体重はモデル体重とも呼ばれ、美容体重を下回る体重のことを指します。

美容体重の一番重い体重からさらに10%引いた値で、計算方式は身長(m)x身長(m)x20x0.9です。BMIにすると約18であり、厚生労働省の「やせ」に相当します。

女子高生の理想体型?「シンデレラ体重」

適正体重と理想体重


厚生労働省などが考える適正体重と女子高生などが考えるシンデレラ体重とは大きな開きがあります。

例えば日本人に一般的な身長である158㎝の女性の標準体重は約55㎏ですが、美容体重は47㎏、シンデレラ体重は45㎏です。

BMI換算で考えても、21~22程度の55㎏前後が好ましいのですが、シンデレラ体重はそれを大きく下回っています。女子高生をはじめとする女性にとって身長が158㎝で体重が55㎏というのは少しぽっちゃり目であるように考えてしまうようです。

このような意識差が生じてしまう理由には、テレビや雑誌などで注目を集めるモデルさんや芸能人のすらりとした体系が、一般化してしまっているということが大きな原因であるのかも知れません。

例えばモデルとしても女優としても活躍している桐谷美玲さんのBMIは17ほどと発表されており、ほか新垣結衣さん、ローラさんなどそうそうたるメンバーの体重はどの方もシンデレラ体重になっています。

頭を抱えている女性やりすぎ注意!?シンデレラ体重の危険性


厚生労働省シンデレラ体重は標準体重と比較すると大きな差があります。厚生労働省などの様々な調査によれば、あらゆる病気に最適な値が標準体重だとされています。シンデレラ体型はこれを大きく下回っています。つまり、この重さはあらゆる病気にかかりやすい体重で出来れば避けた方が無難である体重であると言えるでしょう。

体重がある程度ないと免疫力が低下して病原菌が入り込みやすくなります。アスリートの選手が身体を絞って減量しているのを目にしたことがある方もいらっしゃると思いますが、減量中は病気にかかりやすいこともあってかなりケアには気を遣うと言われています。ウェイトトレーニングをして筋肉がムキムキな人が早死にしてしまった例もあります。

体重も脂肪も人間が健康的に生きていくためには必要なものです。見た目を気にしてシンデレラ体型に近づく努力は称賛に値する行動だとは思いますが、無理をし過ぎると、取り返しのつかないことになることもありますので、ほどほどを心がけた方が良いでしょう。

理想の体型に近づく効果的な運動


綺麗な時期を綺麗な状態で生きていきたいと考えるのは動物として、また人間として当然のことです。シンデレラ体重が真に理想的な体重であるかどうかはともかく、なるべく健康的に体重を落としたいものです。健康を保ったまま効果的に運動をして体重を落とすにはどのようにすれば良いのでしょうか。

マラソンランナーなどで活躍する目標がある場合はともかく、運動もなるべくやり過ぎず、ほどほどを心掛けた方が良いと思われます。ウェイトトレーニングでも述べたように、脂肪を減らし過ぎると、病原菌が入り込みやすくなり、病気になりやすくなるだけでなく、男性ホルモンが増えて肌質も悪くなるなど良いことがありません。

ほどほどを心掛けつつ、週に2日~3日1時間ウォーキングをしたり、軽い筋トレしたりするなどして、食事にも気をつければ無理なく理想の体重に近づくことが出来ます。筋トレをする場合も負荷をかけすぎず、やり過ぎないようにすることがポイントです。

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