痩せていても要注意?注意すべき隠れ肥満とは?
「あなたは痩せ型だもんねぇ」
「どうして食べても太らないの?」
こんなセリフを言われたことがあるあなたは、きっと痩せ型体質の人なのでしょう。
筆者自身、若い頃はよく友人や、家族によく言われたものです。
「私は痩せ型だから大丈夫!」
「食べても太らないから平気!」
だと思っていても、悪い生活習慣を続けていると、その悪影響はどんどん蓄積されていきます。
見た目では目立たなくても、体の中には食べた分の脂肪が溜まっているかもしれません。
今回は注意しておきたい隠れ肥満についてご紹介していきます。
痩せていても要注意!隠れ肥満の危険性
隠れ肥満に要注意
「昔は痩せていたのに、最近お腹がポッコリしてきた」
こんな経験をしたことがある方はいらっしゃいませんか?
これはまさに筆者自身のこと。
なぜ痩せ型体質なのに、お腹が出てきてしまうのでしょうか。
それは加齢によって代謝が落ちたからだとされています。
昔は代謝が高く、適度に運動することも多かった為、今のように脂肪が体に溜まってしまうことは、ほとんどありませんでした。
しかし、デスクワークや、車での生活、お酒やタバコ、夜型生活、運動不足等、大人になると生活習慣が大きく変わってしまうことにより、代謝が落ち、これまで日常生活の中で燃焼できていた脂肪が、緩やかに体に蓄積されるようになってしまったのです。
体質によって脂肪がつきやすい箇所は異なりますが、その多くがお腹、腰回りだとされています。
隠れ肥満には2種類の脂肪の付き方があり、1つは皮下脂肪、もう1つは内臓脂肪によるものです。
皮下脂肪はお尻や太もも、お腹にお肉が付き、全体的に脂肪がついていきます。
隠れ肥満で注意しておきたいのはもう1つの内臓脂肪です。
見た目で判断しにくく、なんとなくお腹だけがポッコリでているような状態は、内臓脂肪の可能性が高いとされています。
内臓脂肪が増加すると、糖尿病や動脈硬化等の様々な病気の原因となるので、注意しなければなりません。
目立たないので、ついつい油断しがちな隠れ肥満。
しかし、そのポッコリお腹は運動不足や、内臓脂肪による悪影響の危険信号かもしれません。
やっぱり運動が一番
隠れ肥満の原因の多くは、生活習慣の乱れによるものです。
規則正しい生活、適度な運動をすることが隠れ肥満解消の近道です。
まずは栄養に偏りのない食事を適量摂ることです。
食べないことはもちろんよくありませんが、食べすぎるのも脂肪分、カロリーを余分に摂りすぎる為注意が必要です。
食事は体を活動的にし、代謝を高める為に必要です。
効率的な運動をする為にも、食事によるエネルギーは重要になるので、食事はちゃんと摂りましょう。
隠れ肥満を解消する為には運動は必要不可欠です。
1日30分以上の運動を心がけましょう。
ウォーキングやジョギング等の有酸素運動が、隠れ肥満を解消するのにぴったりです。
ジム、あるいはスイミングクラブを利用する方なら、器具を使った筋トレや、プールを使った運動ができます。
筋トレで筋肉をつければ、脂肪を燃焼させやすく、運動による効率を良くし、プールでのウォーキングなら、体に大きな負担がかかりません。
また、水の抵抗力が適度に働き、通常のウォーキングよりも高い効果を得られます。
プールで水泳をする場合は、全身を使った動きと、有酸素運動が組み合わさっているので、非常におすすめです。
隠れ肥満を解消する為の運動は、決して激しいものにする必要はありません。
激しさよりも、毎日着実に続けることが大切です。
隠れ肥満が気になる方は、ぜひ健康的な生活を取り入れて、解消できるようにしましょう!