流行りのダイエット食品「もち麦」の持つ効果とは?
今話題のダイエット食品「もち麦」を皆さんご存知でしょうか?
お米にも「もち米」があるように、麦にも、もち性の「もち麦」という大麦があります。
もち麦は食物繊維の含有量が穀類の中でも高く、ダイエット食品として今注目を集めています。
そんなダイエットに最適なもち麦のことをもっと知ってみませんか?
もち麦は普段と変わらない食事でダイエットができる!
もち麦ってどんな食べ物?
もち麦は主に白米と一緒に炊いて食べる食材で、もち麦ご飯はお茶碗1杯分の換算で白米よりも50kcalほどカロリーが低く、ダイエット用の低カロリー食品として人気が高いです。
もち麦の食物繊維は胃で消化されにくく、腹持ちが良いこともダイエットに繋がる嬉しい利点ですね。
もち麦はその歯ごたえも評価されていて、独特のモチっとプチっとした食感が楽しく、よく噛んでご飯を食べる習慣が身に付くそうです。よく噛んで食べることは胃の消化を助け、内蔵の健康を保つことにも繋がりますから嬉しい副産物ですよね。
基本的にはご飯に3割ほど混ぜて炊き上げて毎日食べるだけです。普段食べるご飯にもち麦を混ぜるだけですから、毎日変わったものを食事に取り入れなくてはいけないというわけではないのが嬉しいところですよね。
もちろんご飯以外にもヨーグルトに混ぜたり、豆のような感覚でミネストローネなどに入れたりして食べても美味しいですよ。
もち麦のポイント「食物繊維」
もち麦には前述の通りダイエットに効果的な食物繊維が豊富に含まれています。
そんなもち麦に含まれる食物繊維がどれだけ多いかと言いますと、なんと玄米の4倍近くの食物繊維が含まれています。
もち麦に含まれる食物繊維は水溶性の食物繊維が多く含まれており、その中でも水に溶けやすい性質を持つ「水溶性食物繊維」が豊富に含まれています。
水溶性食物繊維はお腹を膨らまして食欲を抑える効果、血糖値の上昇を抑える効果、コレステロールの排泄を促す効果、腸内環境を整えて便秘を改善する効果があります。
見ていただければわかるように、食物繊維はダイエット効果があるだけでなく、健康によい効果も沢山持っています。
そんな食物繊維ですが不溶性と水溶性のどちらもバランスよく摂取することが好まれます。ですが、もち麦には水溶性食物繊維が豊富に含まれてはいますが、不溶性食物繊維が水溶性ほどは含まれていません。
ですので、バランスを考えるともち麦と一緒に不溶性の食物繊維を豊富に含んだ食材を食べることがよりダイエット効果を高めるポイントになります。
不溶性食物繊維を豊富に含む食材はごぼうやいんげん豆、キノコ類などがあります。もち麦と白米と一緒に炊いて食べると美味しくいただけるかと思いますのでぜひ試してみて下さいね。
もち麦の炊き方
最後にもち麦ってどう食べればいいの? という方向けにもち麦の炊き方をご紹介いたします。
もち麦の基本的な炊き方は簡単で、もち麦はそのままでお米だけを普段通りに洗う→洗ったお米にもち麦を加える→水を炊飯器に入れて軽く混ぜてから炊飯→炊きあがったら5分ほど蒸らす、だけです。
もち麦を洗わず後から混ぜる以外は普通にお米を炊くのと何ら変わりはありません。
ですが、ちょっと工夫が必要なのがこの「もち麦を入れる量」です。
もち麦は「3割炊き」と「5割炊き」という2種の炊き方があります。
3割炊きはお米1合150gに対して50gもち麦を混ぜる炊き方です。
5割炊きの場合はお米ともち麦を半々で炊きます。
もちろんもち麦が多い方が食物繊維の摂取量は増えますから、ダイエットという観点で見れば5割炊きの方が適していると言えます。ただ、もち麦の量が多すぎて白米を食べている感じがしない、ちょっともち麦が苦手という方は、無理せず3割炊きで食べるようにしましょう。それでも充分に食物繊維は摂取することができます。
もち麦は美味しく普段とそれほど変わらない食事でダイエットができることが利点でもありますから、美味しく食べられる方法を模索して、もち麦ダイエットを始めてみて下さいね。