舌を見て簡単に自分の健康状態をチェック!
足つぼを押すと体内の健康状態が分かるとよく聞きますよね。
それと同じように舌を見るだけで内臓の状態、体の健康状態をチェックが可能なのです。
舌のどこに注目をして健康状態を確認すればいいのかを学びましょう。
「舌」から分かる自分の健康状態
舌の形で見分けよう
舌の何を確認すればいいのかというと、形や色、舌苔の状態です。
これらを確認するだけで内臓は健康なのかどうか、悪いところはないのか確認出来ます。
・なだからなカーブの舌→健康
体内に何も問題がなく至って健康な人は、舌の形がなだからなカーブになっています。
これといって気をつけることもないので今までと変わらない生活を送りましょう。
・デコボコな舌→胃腸が悪い
舌がデコボコしている理由は、舌が歯とぶつかり合い形が変わっているからです。
なぜ舌が歯に当たるのかというと、アルコールやジュースなど水分を摂り過ぎむくんだ結果となります。
つまり、水分の摂り過ぎで胃腸が正常に働いていない証拠なのです。
頭が痛い、体が怠い、下痢が出るなどの症状がある人は単なる風邪と思わず、前日水分を摂り過ぎていないか思い出して下さい。
また、かき氷やアイスなど冷たい物を摂取し過ぎた場合も舌がデコボコになります。
・亀裂がある舌→疲労や水分不足
舌には真ん中を走るいわゆる正中線があり、健康であれば線はそこだけにしかありません。
しかし、ある条件を満たすとひび割れと同じように線が走ります。
もし正中線以外の線が舌にある時は、水分不足が原因です。
体が水分を求めているサインなので水分を補給して脱水症状にならないよう心掛けましょう。
水分不足だけではなく体が疲労を訴えている場合もあります。
舌苔で健康状態を確認
舌苔とは垢のことで、舌の粘膜を守るために欠かせない存在です。
舌の形をチェックするより舌苔を確認する方がさらに健康状態を把握しやすいとされています。
・舌苔が白くて厚い→胃腸が悪い
通常の舌苔も白いもののどことなく厚ぼったくなっている時は、胃腸が悪くなっているサインです。
自覚がなかったとしてもお酒を控えて胃腸に負担をかけないようにして下さい。
風邪や感染症になった際も舌苔が白く厚くなります。
・舌苔が黄色に近い色になる→若干体が弱っている
舌苔が黄色い時は体が弱っている証で、発熱をしている可能性が高いです。
また、胃腸の働きも弱まっているため口が臭う可能性があります。
無理はせずゆっくり体を休めて体力の回復に努めて下さい。
・舌苔が黒っぽい→重い病気の可能性
体の抵抗力が大幅に弱まり何かしらの重い病気にかかっている可能性が高いです。
自分では問題ないと思っていても体は不調訴えているので必ず病院に行って下さい。
稀に薬の影響で舌苔が黒っぽくなることもあります。
・ほとんど舌苔ない、見えない→危険
舌苔がほとんどない場合は、非常に危険な証拠です。
体からのSOSサインとなるためすぐに病院で診察を受けましょう。
また、貧血が原因でなることもあります。
舌の色で見分ける
舌の全体的な色でも軽く健康状態をチェック出来ます。
・ピンク色→健康
ピンク色の舌は健康で何も問題ありません。
・赤みが強い→水分不足、体内に熱がこもっている
体内の水分が足りないと舌が赤みを帯びやすいでしょう。
特に、お酒の飲み過ぎや過剰なカロリー摂取が原因でなりやすいです。
・白い→血の巡りが悪い、体が冷えている
舌が白いということは、きちんと血液が体内を巡っていない証拠です。
同時に体が冷えていることも意味しているので、とにかく体を温めて血の巡りを良くします。
・紫色→血液がドロドロ
血液がドロドロだと舌が紫色になり、放置しておくと脳の血管が詰まり破裂する恐れがあります。
コレステロールに気をつけ油を控える、トマトを食べて血液をサラサラにするなどして下さい。
・舌裏の血管に膨らみ→血行障害の疑い
舌の裏には静脈があるため、そこが不自然に膨らんでいると血行障害の疑いがあります。
血行障害が原因による病気になる可能性があるので病院で診察を受けましょう。
まとめ
いつもマジマジと見ない舌を少し気にするだけで自分の健康状態が分かります。
歯を磨くついでにでも、少し気にしてチェックしてみましょう。
自分では気にしていなくても体が不調を訴え舌でサインを出していることがあります。
見逃さないようにしましょう。